風来のシレン6(最初のダンジョンクリア後の感想)

風来のシレン6

総評

買って良かった出来です。最高傑作と言えるかはわかりませんが、今のところ満足度高く時間見つけてプレイするくらいにハマっています

私の不思議のダンジョンプレイ歴は

・初代トルネコ(SFC)→全ダンジョンクリア。今でもたまにやる。

・初代シレン(SFC)→全ダンジョンクリア。今でもたまにやる。

・シレン月影村の怪物(GB)→全ダンジョンクリア

・シレン砂漠の魔城(GBC)→カブラステギ入手まで。

・シレン2(64)→シナリオクリアのみ。社会人になってからプレイしたのでやり込めず。

・シレン4(DS)→夜のシステムで挫折

・シレン5(VITA)→シナリオクリア+ダンジョン一つ攻略のみ。もう少しやりこみたい気もあるが、なかなか続かない。

以上のように、典型的な懐古厨です。気づけば初代シレンのテーブルマウンテンを登頂しています。

そんな私ですが、今作は発売日に買って良かったと感じています。

以下、発売日の状況や、評価に至るまでを書いていきます。

発売日・・・パッケージ版が売り切れ!

発売日の仕事終わり、家電量販店へ向かったところ、店頭にパッケージがありませんでした。

何度か売り場をぐるぐると探した末に、店員さんに尋ねてみる

「すみません、switchの風来のシレンは・・・」

「申し訳ございません、売り切れです。」

即答でした。

おそらく何人か問い合わせがあったのでしょう。想像したより全国の風来人の数が多かったのか、出荷をかなり絞ったのか・・・。

町からゲーム専門店が次々姿を消す昨今、まさかシレンが売り切れるとは思っていませんでした。もしや、と思い、もう一店舗足を運んでみましたがそちらも同様。。まあ予約しとけという話ですよね。

とにもかくにもパッケージ版がないので、自宅へ戻りダウンロード版を購入。便利な世の中になったものですね。店頭で見た価格よりダウンロード版の価格の方が1,500円くらい高かった気がしますが、面白ければ全然問題ない!と自分に言い聞かせ、ポチっとしました。

良かった点

  • 敵が妥当に強い。気を抜くとすぐ倒されるが、そこまでいやらしい敵がいない。
  • プレイヤーが学んで強くならないと攻略できない程度に高い難易度
  • プレイの快適性に配慮された数々の工夫
  • アイテムの解説が真面目なものに。
  • 操作のラグのなさ、戦闘のテンポの良さ

特にテンポの良さと、敵がガンガン高ダメージを与えてくるところが緊張感を生みます。一方、歩くだけで高速でHPが回復していくので退路を確保しながらの戦いが有効です。序盤から3発くらうとやられるダメージで殴ってくるのは、難易度調整大丈夫かなと思いましたが、慣れました。HP回復速度の上昇は個人的に結構好きです。前のシリーズで、回復速度が遅くなってジリ貧となるのが辛かったので。

残念に感じた点

  • 文字が小さい(おっさんゲーマーには辛い。なるべくテレビでプレイしています。)
  • モンスターやシレンのアクションが地味
  • 武器、防具のグラフィックが小さくて、よく見ないとどんな武器かわからない。
  • BGM、SEが耳に残らない
  • ストーリーは大人が楽しめるようなものではない
  • 全体的に敵のHPが多く、ガマラ、トド狩りがスムーズにできない。

強いて言うなら以上の点です。

いずれも、「もっとこうだったら尚良かったな」と感じる程度の点です。このゲームの本質的な面白さはこれら抜きにしても成立します。

こうして書き出してみると、ストーリー以外の点は、初代の方が良かったと感じる点でもありました。

初代シレンのおにぎりを頬張る動作や武器防具を強化するときのSEの心地よさ、すぎやまこういち氏による素晴らしいBGM、モンスターの個性を際立たせるそれぞれの攻撃動作、SE、やられたときのグラフィック、大きくて見やすい画面表示など、自分の中のシレンの基準が初代であるが故に感じるポイントだと思います。懐古厨ですみません。

新規や、途中のナンバリングから入った方はまた別の印象を持たれることでしょう。

ただ、欲を言えば、ガマラ、トドだけはゲーム難易度と直結するので改善されてほしい点です。特にトドはタフ過ぎて、よほど装備とレベルがないと反撃を受けずに倒すことができません。3,4発殴らないといけないこともしばしば。アイテムとギタンを簡単に稼げないようなバランスなのかもしれませんが、これらのモンスターを見かけた時に「やった、なんとか盗まれずに倒してギタンやアイテムを手に入れよう」ではなく、「手持ちのアイテムで盗まれずに倒せない(アイテム使ってまで倒すのはもったいない)から相手にしたくないなあ・・・」という感想になります。

ちなみに、初回プレイ時は武具の有無による影響が大きいと感じ、運ゲー的な要素になっていないかと危惧しましたが、武具が出なくて詰むような状況は今のところありません。

コツコツ敵を倒したりアイテム集めたりすればなんとかなっています。

このあたりのバランスはどう調整しているのか不明ですが、個人的には武具がなくて詰んだ経験は初代トルネコに多い印象で、それに比べれば気にならないという感じです。

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