魔界塔士サガ

サガシリーズ

注意 ネタバレを含みます

ざっくり感想

switchのDL版でプレイ。

サガシリーズの原点としてプレイしてみたかった本作。

にんげんおとこ、エスパー男、エスパー女、モンスターでスタート

白虎を倒したところでしばらく停止。

にんげんおとこ→ちから、すばやさ、HPを店売りのドーピングアイテムで強化していくスタイル。金がかかる。武器は敵一体にしか攻撃できないのが難点。装備はすべて自由に付けられるので荷物持ちにも便利。白虎を倒した段階でエスパー二人のHPは900台でしたが、にんげんは416どまり。朱雀の世界で「HP600」(一つ5000円)が売っていたので、これで一気に600台まで上昇。まりょくは全く伸びずに0のまま。

エスパー→能力が4つ強制で埋まるのが難点。ステータスはガンガン伸びる。ファイアの書などの呪文書が雑魚処理に超便利。敵グループに攻撃できるので、エスパーがいないと雑魚に時間がかかる。エスパー3人、人間1人がベストか。まりょくが高いのでいやしの杖を使わせると

モンスター→肉で変身する仕組みを使いこなすと序盤で強力なモンスターにすることもできるようですが、何も考えずに適当に肉を食べさせていたら弱いモンスターばかりに変化して全然役に立ちませんでした。朱雀の世界でついに解雇。

エスパーを補充しました。

エスパーの何がいいって、ステータスが勝手に伸びていくんですよね。

伸びる傾向はよくわかりませんが、エスパーの一人は気づいたら防御以外の全ステータスがカンストしてました。人間のように武器を持たせて殴ってもよし。魔法書で複数体攻撃してもよし。強いです。

朱雀戦で人間はHP600程度ですが、エスパーは一つ前の白虎の世界で999になっていました。

敵の攻撃は痛いと200,300当たるので、HPは多いに越したことがありません。

少ないテキストながら印象的なイベント

サガのテキストは独特で短いながらインパクト抜群なんですよね。本作も例にもれず。というかここが原点だから当然なのか。

アイテムがいっぱいの時には

「もちものがいっぱいだょ」

容量の問題?小さい「ょ」が気になる。

中には急に重い展開も

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塔をうろうろ上っていると、こどもの死体を発見。なぜ急に子供の死体が??と訳が分からずに探索していると・・・。

・・・。

・・・・・いや、かわいそうすぎるでしょ。

サガの世界って、ぶっきらぼうなセリフと急展開が多いので、キャラが死んだりしても正直そこまで悲壮感を感じないんですが、これはかなり心に刺さりました。

「かくばくだん」がアイテムとして手に入ることから、核シェルターに避難した家族のようです。

不意に全滅させてくる雑魚戦

序盤を乗り切れば、高ステータスからの魔法攻撃や武器攻撃で問題なく倒せます。

ステータスがカンストした後は、お金しか得るものがないので面倒になってくる雑魚戦ですが、気を抜くとあっという間に全滅させてくる敵がいます。終盤で全滅を食らったのは次の二人。

全体攻撃の波状攻撃を受けて死亡。セットで出てきた敵を相手にしている隙をつかれました。

表示は一体ですが、2,3体セットで出てくるので大ダメージの攻撃を複数回やられると厳しいことこの上なし!

ムサシは2回切りみたいなのをやられて切り刻まれました。いつでもセーブできることは救い。こまめにセーブしましょう。

他にも、石化などのステータス異常は回復手段が乏しく、一度受けるとダンジョン攻略に支障がでます。金の針で回復できるが、所持数制限がきつく荷物を圧迫する。など、地味に嫌な敵がいます。

石化は戦闘後も治りません。金の針が必要。金の針は使用回数が3なので、大量に持ち歩くのも難しい。

エスパーの能力に当たり外れがでかい

ランダムで入れ替わるため安定しないうえ、用途が限定的だったりして非常に使いづらいです。

入れ替わる枠が固定だったらかなり使い勝手が違うんですが。エスパーの能力の中で使ってみた感想は次の通りです。

ほのお→雑魚戦に有効

でんげき→敵素早さを数ポイント下げる。使い道がわからん。

れいき→雑魚戦に有効

スーパーパワー→ちからが99アップする。強力ですが、エスパーの力は勝手にカンストするので空気化。

ボスの強さに差がありすぎ。アシュラが強すぎる。

四天王は、特に印象もなく殴っていれば倒せました。道中の固定敵も普通の雑魚と変わらず。歯ごたえないなーと思って進めていたところ・・・

アシュラが今までのボスと比較にならない激しい攻撃をしてきます。

930ダメージの攻撃!・・・。筆者のPTでは、HPがカンストしたエスパー以外は耐えられません。

こちらの攻撃も、ファイア、サンダー、は無効。

「かくばくだん」で攻撃し500台のダメージを叩き込み、エクスカリバー(にんげんおとこ)、フレアの書(エスパー)、アイスブランド(エスパー)で地道に削る消耗戦へ。

死者を出しながらなんとか勝てました。単体への900台の攻撃がガンガン飛んで来たら勝てませんでした。お祈りゲーですね。倒せたときは嬉しかったです。こういうのがRPGの醍醐味ですね。

チェーンソーなしで戦ったら強かったラスボス

ラスボスのかみは、チェーンソーで即死させられるというのは、サガの常識みたいなネタで、いろんなところで聞いていました。でも、ラスボスがどのくらい強いのか気になったので普通に戦ってみました。

200~300くらいの全体攻撃してくるのが痛いものの、HPがきちんと上げてあって回復手段が充実していればそこまで脅威ではないかと。(とか言って筆者は一度全滅させられています)

↓クリア時のPT

「HP800」とかが売り出すと思って進んでいたら「HP600」までしか売っておらず、人間のHPが低いです。最初の方の町で「HP200」を大量に買って使うのがお金の効率がいいみたいですが、戻ってくるのも面倒に感じてそのまま攻略。

冒険の途中で加入したエスパーギャル「ついか」は、さすがに育ち切らず。

エスパーマン→「フレアのしょ」で攻撃。300台の優秀なダメージソースに。味方のHPが減ったら「いやしの杖」

にんげんおとこ→エクスカリバーで攻撃。HPが低くなったらイージスの盾で防御。

エスパーギャル①→「まさむね」で攻撃。

エスパーギャル②→回復要因だが、本人のHPが低いのでエスパーマンに回復されることもしばしば。

さすがはラスボス。ファイアやサンダー、魔導士の杖は効かないし、強力な全体攻撃をしてくる。初見で情報がなく、突っ込んだため苦戦しましたが、「味方のHPを上げておく」「回復手段をたくさん用意する(複数人で十分な回復量得られるようにする)」あたりを補強すると安定する気がしました。

やっぱり一度はやってみたいチェーンソー。2戦目でバラバラにしてしまいました。

おわりに

GBのシンプルさにも関わらず、想像の余地の広がる世界観、癖があるものの仕組みを把握すると面白い成長システム、令和の今プレイしても面白いサガの原点が確かにここにありました。

クリアした今、また違うPTでやり直してみようかなと思ってる自分がいました。

こういうところがサガの中毒性なんでしょうね。仕様を理解すればするほど、「こうすれば楽に攻略できるんじゃないか」とか「アイテムを駆使すれば別のやりこみができるんじゃないか」とか妄想が捗ります。いつかまたやりたいと思います。ありがとうございました。

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